PCゲームと関連のあるNintendo DS/ PlayStation Portable用タイトルを紹介していく連載。45回めとなる今回紹介するのは,ピンボールゲームのNintendo DS版(以下,Dream Pinball DS)だ。 なお,Dream Pinball DSは日本国内では正規に販売されていないため,入手するには,海外ゲームを取り扱う販売店で並行輸入品を購入する必要がある。 編集部で試した限りでは,本作は国内版のNDSでも動作したが,編集部および任天堂は国内版NDSでの動作を保証しかねるので,その点はあらかじめご了承を。また本作は海外版のソフトであり,ゲーム画面や各種メッセージ,マニュアルなどはすべて英語なので,その点にも注意してほしい。 テーマの異なる6種類の台が収録されたピンボールゲーム Dream Pinball DSは,北米では2008年2月にSouthPeak Gamesから発売された,ドラゴンクエスト10 RMT,Windows版をNDS向けにアレンジしたタイトル。もリリース予定となっており,ドイツに拠点を置くMacゲームデベロッパ,Runesoftが開発を進めている。 まずはゲームの操作性から見ていこう。まあ,ピンボールゲームなので当然ながら,操作はとてもシンプルにまとまっている。基本的にはAボタンでボールを打ち出し,L/Rボタンで左右のフリッパーを操作するだけだ。 また,実物のピンボールマシンと同様,ピンボールマシンを揺することでボールの軌道を変える「ナッジ」と呼ばれるテクニックが取り入れられている(十字キーの左右と下で操作)。これは,ボールがアウトレーンに入りそうになったときなどに重宝するが,FF14 RMT,使いすぎると「ティルト」状態に陥り,フリッパーが動かなくなるので注意しよう。 グラフィックス面に目を向けると,タイトルからも分かるように台が3Dで表現されており,ボールの動きに合わせて画面がスクロールする。台上のオブジェクトは緻密に描き込まれており,ボールの動きもなかなかリアルだ。 上画面には,台のイメージイラストと,得点などの情報が表示され,ゲーム自体は下画面で展開する。Dream Pinball DSに収録されている台は,いずれも一般的なピンボールマシンと同じく縦長なので,NDSの2画面をフルに使って台全体を描画する,固定された視点があってもよかったのではないかと思う。 視点は7種類用意されており,切り替えつつプレイできる
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