DVI-DとアナログRGB(D-Sub 15ピン),HDMIの3系統。3W+3Wの2chステレオアンプとスピーカーが内蔵されており,HDMI経由で音声も出力するよう出力機器側で設定しておけば,そのままサウンドを出力できる。 また,3.5mmミニピンのアナログライン入力とヘッドフォン出力が用意されており,ヘッドフォンを接続すると出力が自動的にこちらへ切り替わるようにもなっている,uggブーツ。 本体向かって背面右の電源端子(左)と左の入出力インタフェース群。いずれも本体背面で下側に向かって用意される。アクセス性がいいとはいえず,コネクタ類の付け外しは結構面倒だ ただし,本体左右背面,左右のスリット部に埋め込まれるスピーカーは,ugg,籠もった感じの,「いかにも」といったチープな音で,お世辞にも音がいいとは言えないレベルにある。なら,ヘッドフォン出力を使おうかと思うと,ヘッドフォン出力端子はディスプレイ入力系と同じ場所で,着脱するとき毎回手探りになり,大変使いづらい。ヘッドフォンを常時接続しておくのならアリかもしれないが,筆者はVG278HEのサウンド機能を使う気にはなれなかった。 光沢加工の額縁は好き嫌いがはっきり分かれそうだが,全体としてすっきりした外観なのは好印象 額縁は光沢のあるピアノブラック加工で,好き嫌いが分かれそうな印象だが,余計な装飾やボタンが表面に置かれていない,すっきりしたデザインになっているのは万人向けと述べてよさそうだ。 額縁の太さは下側で実測約25mm,左右と上は同23mmで,狭額とまではいえないが,画面との比率的にはバランスのいい太さではなかろうか。 「ボタンが表面にないなら,操作はどうするのか」と思った人もいるだろう。VG278HEでは,本体向かって右下部分の下面に合計7個のボタンが並んでおり,ここで操作することになる。 ボタンは本体下側に向かって少しずつ飛び出しているが,電源ボタンだけはその飛び出しが大きく,またLEDが光るようになっている。LEDの色は,電源オン時が青色,スタンバイ時が黄色。角度的にインジケータが見づらかったりすることもあるのだが,LEDが煌々と光るのを見せられるのも鬱陶しいので,これはこれでアリかもしれない ボタンは向かって右端から順に,電源,入力切替,[上],OSDメニュー表示および「決定」となる[MENU],[下],アナログRGB入力時にのみ機能する表示位置自動調整用の[A],後述する「Splendid」モード切替および「戻る」用の[S]となっている
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