。 もう一つ,精霊ラズィアから授かる能力として精霊の力がある。前述の,時間を戻す“時の力”も,その精霊の力の一つだ。時の力以外に“流れの力”“飛翔の力”,そして“記憶の力”の3つを使うことができ,通常のアクションに精霊の力を組み合わせることで,アクロバティックアクションでも乗り越えられない障害やトラップが克服できるようになる。このへんが,本作のアクションシーンで最も頭と指先を使う部分で,難しいことは確かだが,流れるようにきまったときの爽快感は何物にも代え難く,まるで自分が偉くなったような気になる。 ゲーム後半になるにつれて,aion RMT,複数のアクションと複数の精霊の力をタイミング良く的確に組み合わせて使い分けないと切り抜けられないシーンが増えてくる。文章で説明すると非常にややこしいのだが,例えば,流れの力で水柱にしがみつき,ジャンプした瞬間に流れの力を解除して滝を通り抜け(解除しないと滝は壁状態),滝を通り抜けた瞬間に再び流れの力を使って,水を水柱に変えて飛び移ったり,あるいは記憶の力で再生したポールに飛び移り,ジャンプしてから,記憶の力で再生した床に着地したりなど,そんな複雑なことを普通にやらせるから結構大変だ。 戦闘について触れておくと,プリンスの攻撃はいたってシンプルだ。敵の攻撃をかわしながら剣で斬りつけて行くだけ。通常の剣による攻撃,そしてジャンプ攻撃のほか,敵をひるませたり気絶させたりする“キック”と,攻撃をかわす“回避”を使って戦っていくことになる。 剣を連続して振り回したり,チャージして強烈な一撃を見舞うことはできるものの,ありがちな多種多様のコンボが用意されていないところがちょっと珍しい。そのせいで闇雲に戦うと簡単にやられてしまうので,敵の攻撃を回避し,こちらの攻撃を確実に叩き込むことが重要になる。大量の敵が湧いてくるので,自ずとスリリングな戦いになり,熱くなれる。 また,戦闘時に使用できる精霊の力もあるので,活用したい。どちらかというと攻撃をサポートする魔法のような使い方になり,大量の敵に囲まれた際に併用すると効果的だ。精霊の力としては,敵からの攻撃を弾いたり防いだりする,“石の鎧”,風を巻き起こして周囲の敵にダメージを与える“旋風の舞”,攻撃時に剣の先から冷気が出て離れた敵にダメージを与える“氷の一撃”,そしてプリンスの移動にそって炎が発生して,炎に触れた敵に一定時間ダメージを与え続ける“炎の軌跡”という4種類が用意されている
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