2013年2月25日月曜日

重厚なストーリーとROゆずりのシステムが融合。10月27日発売予定PSP「ラグナロク 〜光と闇の皇女〜」プレイ

 ガンホー?オンライン?エンターテイメントより2011年10月27日に発売予定のPSP用ソフト。MMORPGである(以下,RO)のスピンオフ作品として,また「サモンナイト」シリーズや「ブラックマトリクス」シリーズなどのスタッフを中心にしたアポロソフトと,「テラファンタスティカ」などシミュレーションRPG開発で実績のあるチャイムの最新作としても注目度の高いタイトルだ。  今回はその本作をいち早くプレイできるとのことで,ガンホー?オンライン?エンターテイメント本社を訪れ,プロデューサーである横山正純氏とアシスタントプロデューサーの畠山寛生氏のお二人に話しをうかがってきた。さっそくその内容をレポートしていこう。 グランツリッター半島を舞台に繰り広げられる群像劇  本作はROのキャラクターやゲームシステムを元にした,シミュレーションRPG。舞台となるのは,「ブランシャルド皇国」と「連合国家アウラ」の二つの国家が勢力争いをおこなうグランツリッター半島で,この部分は元のROに存在しないオリジナル設定となっている。物語はこの2か国間の戦争に,中立的な立場を取る「トレーネ義勇団」が巻き込まれる形で展開されるという。 トレーネ義勇団のトレーネと連合国家アウラの少年ユーリ,ブーツ,ブランシャルド皇国の少女シンシアが出会う第1話。魔物討伐のため,一時的な共闘を約束する3人だが,3話以降は物語が分岐し,それぞれの道を歩んでいくことになる。  ゲームは,まずキャラクターメイキングからスタートし,プレイヤーはその後,トレーネ義勇団を率いるトレーネと出会うアドベンチャーパートから本作の世界に飛び込んでいくことになる。畠山氏によれば,アドベンチャーパートに主人公のグラフィックスがないこともあり,発表当初は多くのプレイヤーから「34歳のオヤジが主人公かよ!」と言われてしまい,スタッフも困惑と苦笑を隠せないでいたらしい。 「ゲームを始めた直後はトレーネが主人公っぽく見えてしまいますが,これは第1話がトレーネ義勇団の紹介も兼ねているからです。主人公はプレイヤーキャラクターのアバターとしてちゃんと存在していて,第4話から自由にルートを選ぶことができます。(畠山氏)」  最初こそトレーネと行動を共にするプレイヤーだが,畠山氏の言うように,以降は所属する勢力を自由に選びながらゲームを進めていくことができる。各ルートには,uggブーツ,そのルートの顔となるメインキャラクターが用意されていて,主人公がそのキャラクターを傍らから眺めるような形で物語は進行していくのだ
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